地方に必要なのは、公務員以外のホワイトカラー の仕事

地方に必要なのは、公務員以外のホワイトカラー の仕事

 

地方都市は、観光地がなく、さらに少しギュットした、立川や八王子に似ている

 

関東は平野の面積が広いことの理由で、発展してんだよね

 

県庁所在地クラスの地方都市が実家の人は「先祖代々のふるさと」ではない

 

 

それまでの田舎の場合、不便だろうが、村社会のしがらみがあろうが、建物が古かろうが何十年何百年と代々守ってきた家があって、親戚が近所にいて、家の裏の山には先祖が祀られてる神社があったりして、そこには特別な精神的本籍地のよりどころ意識が芽生え「先祖代々の連鎖がいて自分がいる」というアイデンティティになっていた

 

 

田舎の家の長男が、若い頃突っ張ったりしてもなんだかんだで家業を継いで健気に働く理由はそれでもあるだが田舎の県庁所在地出身の若者は、すでにふるさとはないつまり野原しんのすけのような首都圏郊外ベッドタウン出身と同様に、地縁・血縁がその土地にはない

 

 

家のつくりもハウスメーカーが建てた分譲住宅でしかない東京郊外暮らしの劣化コピーでしかないのである

 

 

 

そこで生まれた若者には「古里意識」など存在しないのである東京郊外の劣化コピーのようなペラペラのウサギ小屋の家に住み、店に行くときはロードサイドチェーン店漬けで、部屋で東京のテレビ番組を見るか、東京で作った雑誌を読むしかしてすごさなければコピーではない

 

「原本」の東京に行きたくなるのは仕方ないことである古里意識もないので、彼らは一度出れば二度と戻ることはない